① バイオノーマライザー開発者 大里 章 博士について

1989年今から約30年前の事です。
当時、父が難病をかかえていました。1つは中心性網脈絡膜症。ステロイドとレーザー照射の効果なく失明すると言われてました。
もう1つ、重症の心筋症。再発確率が高く余命1年。
バイオノーマライザーの開発者の講演が小倉であると聞いていたので、話だけ聞きに行くことにしました。試してみようかと思ったのは、その時あるフィリピン人のやけどの女性をビデオで見てからです。
爆竹音で驚いて台所で揚げ油を体に浴び大火傷。骨が見える程の状態で、苦痛に顔がゆがんでいました。BNを試した翌日のこの女性の表情はゆるみ、少しふっくらしてました。
自分で歩いてトイレに行ったそうです。
演技で表情まで作るのは可能だろうか。と。
まず1袋自分で試しました。翌朝の体調がすごく良く、体にとても良いものだと すぐに理解しました。
私は幼少期から、体が弱く小児喘息がずっと治らずにいました。
良いと聞いたものは両親から色々試されていました。漢方薬、プルーン、ローヤルゼリー、どれ1つ体に感じるものはなかった。違いは敏感でした。健康な人はBNを食べても分からない様です。
③ 30年間の経緯観察

両親は健在。父は新聞もまだ読んでます。
心臓は当時より強く脈打っていると医者が不思議がります。
私の喘息も入院を必要とする大きな発作はありません。
再発していた中耳炎も治り、30年間1度も耳鼻科へ行ってません。
様々な人が通り過ぎてゆきました。
助からなかった生命もあります。しかし奇跡といわれる治癒も多々あります。1つ言えることは、医者は奇跡的治癒を目の当たりにしても、驚く程、無関心か不思議がるだけだと言うことです。忙しすぎるのでしょうか?
薬事法というのは1つの薬効成分が1つの症状に効くということで薬とされる。1つのもので多くの病に効くものは、食品に分類されます。
④ 研究
何故、多くの病が治るのか。
私は医師として、解明しようと努力しました。
まず、福岡歯科大学の生体構造学研究室で創傷治癒に関する動物実験を行いました。結果はわからず解明不能。
そこで、自分の身体で調べようと思いました。
何かホルモンが関与しているのでは、と思いあれこれ血液検査しました。多かったのはノルアドレナリンとβ-エンドルフィン。
また、アレルギー性鼻炎もありましたが、BNを食べるとすぐに鼻粘膜が乾く。脳神経である顔面神経の鼻口蓋神経の交感神経が働いていることが解りました。
ノルアドレナリンも交感神経の神経伝達物質です。
病気が治る時は、自律神経のうち副交感神経より交感神経の方が働く。同意見の科学者を探しました。
⑤ W,Bキャノンについて(1871-1945)
アメリカの生んだ偉大な生理学者。医学博士。
ハーバード大学医学部卒業。恒常性の維持(ホメオスタシス)の発見者
以下、1932年に出版された「からだの知恵」からの抜粋です。
舘 澄江(すみえ)・・お茶の水女子大学理学部卒
東京女子医大助教授。
この本が50年の歳月を経て、なお、我々に新鮮な感動を呼び起こすのは、浅薄な表現ではあるが、彼(キャノン博士)自身の持つ生命に対する愛情と、生体の仕組みに対する楽天的な信頼ではなかろうか。(1981年 訳者)
自然治癒力・・・生物が自身のからだを常に一定の状態に保つ能力は長いあいだ生物学者たちに強い印象を与えてきた。
病気が身体に備わる自然の力「自然治癒力」でなおるのだという考えは、すでにヒッポクラテス(BC.460〜377。ギリシアの哲人。医学生物学の祖とされる。)が抱いていたものだが、この考えのなかには生物の正常の状態がかき乱された時にただちに作用して、それをもとの状態に戻すたくさんの力があることが示されている。
神経系が大きく2つの部分に分けられ、一方は外界に向かって作用し我々の周囲の世界に働きかけ他方は、内部に向かって作用し、生物のからだそのものの中に安定した定常的な状態を保つのを助けている。
体が充分自分のめんどうを見れるのなら、医師はなんの役にたとう?
記されている事実の大半がすでに古典になっているにもかかわらず我々に新鮮な感銘を与える。
⑥ 病と現状・未来

現代医学は多くの病気を克服してきました。肺結核はペニシリンをはじめとする抗生物質によって、痛みや発熱は解熱鎮痛剤によって。
しかし、なお、多くの治らない病がはびこっています。
癌や慢性病といわれるものは逆にどんどん増え続けています。病院は患者でいっぱい。
人口は減少。
「薬で病気は治らない。」ことに医者も患者もそろそろ気づくべきでしょう。
このままでは医療費は嵩む一方。日本は外国人の島になってしまう。
私はこれからも、世紀の発明であるバイオノーマライザーを中心として自分の病気を治してゆくと思います。
そして免疫学の進歩の影に自律神経学がたち遅れてしまった回復を熱望してやみません。